1期(本戦)

名前:シーギスムンド(生家:ロヴェニィ)

性別:男

年齢:19

クラス:魔法師

使用魔法:火、土。最近雷を開発、それから魔女に与えられた爆発も扱えるように。

家族:全員死別。小さい頃にイライザという名の弟が居たが病死、両親も故郷が滅んだ際に死別している。

性格:基本穏やか。

経歴:小さな頃、両親に期待されて、魔法師になるべく基礎訓練を積んでいた。しかし、全部、壊れた。戦火はシーグが住んでいた村にも容赦なく襲いかかって、村の大人は抵抗しようとして殆ど死んだ。頼れる人は残っていなかったシーグを女の子だと思ったらしい魔女がシーグを焼け跡から見つけ出して連れていった。
シーグが男だと気付くと魔女はシーグを強力な爆発魔法の実験台に使用。魔法をかけてから数日後、魔女は、シーグを解放した。

何日も一人きり、戦で荒廃した地をさ迷った末、爆発魔法を抑えるためにも魔法師になった方がいいと結論。アカデミーに入学するにはどうしたらいいのか、調べて、どうにか入学許可を得た。入学して、比較的楽しい日々を過ごしていたある日、爆発魔法が暴発(後にこれは偶然の「暴発」ではなく意図されたものだった事が判明。)学舎はまるごと崩れ、爆心地にいた、爆心地そのものだったシーグ自身の他の皆が瓦礫や爆発した力そのものに巻き込まれて、死んだ(とシーグは思っている)。
自分が殺したんだと自責の念に駆られて、シーグはその後人を避けるようになり、話し相手は動物位になる。ただひたすら、一人で、魔女を追う事を決めた。

最近、ノエリア・クレドケールとアキラに、傷つかない、シーグに例え物理的に傷つけられたとしても、心は傷付かないと言われた事で、漸く再び人と関われるようになった。
現在、爆発魔法に関しては、"魔王"エル・リードが分析、改造してシーグが意思で扱えるようにしてくれている。また、"魔砲少女"ココア・ビターの弟子となり、訓練を受けている。
魔女との決着も、魔女の精神的な姉である所のシエルの望みにより戦いではなく魔女の心を折る事で着け、ココアと共に新たな目的探しの旅に出ていた。しかし旅半ばにてココアが新興国ゼクムート君主アルティールとの決闘の末死亡。彼は再び一人となった。

現在の彼は、何も言わずに逝ったココアの遺志を継ぎたいと、彼女の生前の目的を知るべく放浪している。