ふぅーい今日も楽しかったぁーー! 業を積みまくったアルセット、数十分前に解散しました。 私のキャラが明るいまままちるださんのキャラとの間に凄まじい勢いで業を積んでまちるださんの胸を痛くするっていう大変業深いロールをしてました。投げる業に「いいよ」って言ってくれたのに感謝しかない。 シキさんとよしかさんに、「しいろさんいつもああなの?」って聞かれてしまったけど違います。恋愛的に朴念人すぎて罪深いキャラとかはちょいちょいやるし好きだけどこういう方向の業をここまで積んだのは初だと思います。これは強く主張しておかなければならない。 こういう業も好きなんですが見るのが好き側だったので、自分でやったのは多分ホントに初、だと思います。 帰りの卓後ご飯でもずっと言ってたんですが、最初、周りの三人がどんどん関係性を結んでいく……!って思って焦って。 で、何か絡める設定を増やそうとした→元あった設定を捨てずに整合性を取ったらすごい業をまちるださんの所に投げつけてしまった→まちるださん笑って快諾、みたいな。感じで積まれた業が10とするじゃないですか。 シナリオ中新たな情報が出てくる→整合性を取るために設定を増やす→業レベル×2! この×2が重なる重なる。ものによっては×2どころか×3位か?みたいな。どんどん業が積まれた。卓終わった感想がまさに、「はー、積んだ積んだ!」って感じの。はい。
まあ積んだ業に関してはこれくらいにして。キャラの方の感想行きましょうかね。 とりあえず自分ちの子。 とろろさんの方から、「記憶喪失キャラがいると美味しいかもですー」と聞いていたので、アルセット不慣れだから色々聞いてもおかしくないキャラにって思って記憶喪失枠をもらって。 まあ結局その辺はそんな色々聞くことも無かったんですが、記憶喪失と明るい性格のお陰でまず倍増した業が山ほど。明るい性格にしたのは私の趣味です。 さてそれで街に行くと明るい性格なのに困惑せざるを得ない、「知らないはずの知ってる景色」が沢山出てくる。天然系だけどその時ばかりは真面目に。 最後のロールは個人的に頑張りました。お星さまの町で、結局祝福を与えずに出てきたので、「みんな、お空できっと見てるよね」的なのを。めったに自分から上手くシーン提案ができないので、短い独白シーンでしたけど楽しかった。 あと最後、まちるださんとの間に積んだ業を回収したやつも頑張った。 シナリオ内容に触れない範囲で積んだ業だと、私の子はトートの生け贄にされかけてた→まちるださんのキャラの元フィラの生け贄にされかけてた→元いた街からさらったのもまちるださんのキャラ→記憶消したのもまちるださんのキャラ こう書くと、あれですね、ホント……
>>ごめんなさい<<
最後の記憶消した方はまちるださんから言ってくだすった業です。二人で積んだ業の責任は多分私:まちるださん=7:3位の。うん、私のキャラ、もう業抜きには語れないですね。これぁひでぇや。
業抜きには語れないということはシナリオ内容に触れずに自分で語るのが難しいということなので、はい、他の皆さんのキャラへ移ります。 まずはやっぱり最初から延々言い続けてるまちるださんですかな。 レルム姉さん。姉さんってか姐さん。いやぁ、かっこいい傭兵系なんですよね。業積まれたけど。 業積まれていく中、それでもその業の原因というか、根っこにある信念がかっこいいんですよ。「全てのフィラは世界を愛する女神達で、トート達はその女神たちの成れの果て。ならば、彼女たちも彼女たちの愛した街の成れの果てである偽詩の都市も愚弄させはしない」って。超かっこいい。 そういう、フィラを愛する故にトートになった自分のフィラの側に居続けてた。そのトートが今回の私たちのパーティーのフィラ、シオルさんに倒されたから、ついていく。……自分が生け贄にしようとした少女と一緒に。 辛いかっこいい。 そういうわけで、最後の業回収の時、記憶が復活したうちの子に対して実物の剣を渡されて、「復讐してもいいよ」って言われて。でも、そういうかっこいい所を見ていたから、刺そうとかそういう発想にキャラがならなくて。「……私、レルムさん、かっこいいから憧れてたんですよ」って言いましたよね。 ふふふ。言葉の剣で刺しに言ったぁー!ってとろろさんの即座の反応が大分嬉しかったり。 後あの辺、PLがPCに引っ張られて泣きかけるのを声に出るのは良いけど実物の涙こぼすのはあんま良くない制御が利かなくなる、ってー訳で堪えるのに大分苦労したりしてました。
さて、じゃあ次はよしかさんのキャラいこうかな。 こちらはこちらでかっこいい。レルムさんとは系統の違うかっこよさでした。なんというか、ある意味覚悟ガン決まってるというか。 自分の判断で前のフィラは死んだ、だから自分はもう決して自分で判断することはしない。自分は剣である。 後ろ向きだし、ある意味逃げなかったことから逃げ続けているとも取れる。でも、フィラを守るという意思は絶対で。今回の最後の、街に祝福を与えるか論議で結局皆が祝福を与えなくていいって言ったから良かったものの、誰かが祝福を与えたいって言い出したら切りかかるつもりで実際に剣に手をかけてた。 うん、いや、これ、私PC的にもPL的にも何も反応できなかったんですけどすっごい好きだったんですよ。こういうかっこよさあるんだなぁ!って感じの。 後、レルム姐さんとの絡みで、互いに、フィラの死を越えた者としてシキさんのキャラを黙って見つめるその視線が、お二人とも、もう戻れない過去を見る視線で。いやこれ私が勝手に感じただけですが。でもそういう感じを、言葉で説明するでなく彷彿とさせられる、ってスッゴク素敵だなぁ、と思うのです。 かっこ良かった。ちょっとうちのキャラで上手く絡みにいけなかったのがPL的には残念でしたが、ありがたい事に続きをまちるださんがやってくださるので、その時にでもと思いますね。
PC的には最後。シキさんとこのジーク、マーカスさん。 キャラのデザインについては、シキさんご自分で語って下さってるので省くと、 もうーーーーこういうカッコ悪いお兄さん大好きなんですよPLが。かわいい。一生懸命で、いとおしい。 https://twitter.com/haruna_kayabuki/status/884059385890078720
一生懸命だからこそ、関わってきた相手が下す決定的な決断が怖い。それによって失われるもの、そうじゃないもの、全部大事にしたかったからそれを天秤にかけたくない。PLが勝手にそういう人だと思ってて。そういう人が、いやだからこそ、他PC達の会話に触発されて一念発起するわけじゃないですか。 もう、それって、本当に涙が出るくらい尊い決断だと思うんですよ個人的に。彼、自分が逃げてきたことを正当化して語りはしないんですよ。覚悟決まってる皆をよくわかんねえ、とは思いつつ、だから俺がしたことは当然だ、とは一度も言わなかった。 自分がしたことを自分は正しい、って言って忘れてなくて。一人ずつちゃんと、見捨ててきたフィラもジークも皆覚えてるんじゃないかってのはPLの妄想です。 そういう、彼が、決断に立ち会う事にした。何かを失うかもしれないことを、自分をマストにくくりつけてまで、受け止めようとした。 うーーーーーん尊くないですか。すごい好きです。めちゃめちゃ好きです。 そういう訳で、マストに自分を縛った彼の決断など欠片も知らずに、「マーカスさんそんなに船怖かったんですか?!手握っててあげますね!」って頓珍漢な事を言ったのはなんかもう、趣味です。 どの辺がどう趣味かって、なんというか、そういう重大な決断してる時に、全く的外れなこと言われると笑うじゃないですか。ちょっと気が抜けるでしょう。気が抜けると同時に、ひそかにそういう決意って強化されるものだと、PL勝手に思ってて。お分かりかと思いますが密かにされる決意が好きです。 そいで最後旅に出るでしょう。その時の「絶対帰って来て下さいね!!絶対ですからね!!」って言ってたのに対して、「うんうん、絶対絶対」って。この絶妙な絶対の軽さ。 もうーー今回のマーカスさんすっげえ好きです。発狂まではいかない、でも一歩手前位かも。
さてさてでは最後の参加者、とろろさんと、フィラのシオルちゃんと、シナリオの好きだったところをネタバレにならない範囲で行きましょうか。 まずとろろさんのマスタリング、とっても落ち着いてて。情景描写もゆっくり読んでくれるから味わえる。 判定の度に丁寧に必要な判定を説明してくれるからPLが混乱しない。戦闘も、手順一個ずつ確認しながら分かりやすく。演出も丁寧に挟まってて。とろろさんGM安心できます。大好き。 シオルちゃんも必要に応じて穏やかに、でもキャラが薄いわけでもない、そういう素敵なキャラで。最後祝福をするかどうかで、これまでのスタンスを揺らがせようか、祝福をしようか、という意志を、単に流されたからでない理由を示しながら現してくれて。結果的にはそのまま祝福しないで出てきましたが、 あそこで、あのシナリオの展開で揺らいでくれるのは、なんというか、単に自分が傷つきたくないから今まで祝福をしてこなかったわけではないはずの、その意志を揺らがせてくれることが、優しくて。ああ、素敵な、この人もこの人なりに人を愛する人なのだ、と感じられて個人的にすごく好きでした。 あ、あととろろさんのマスタリングで嬉しかったところもうひとつ忘れてた。すっごくシンプル。PLと一緒に笑うところ一杯笑ってくれるし、刺さるとこ刺さったって表明してくれる。私たちのRPを見ててくれてて、GM自身も楽しんでるよ、っていうのが伝わってくることが、とっても嬉しかった。
さて最後、シナリオ。 景色がとにかく美しい。星空を街の形に押し固めたような情景が美しいし、その中で現れてくる幻影が、穏やかな、美しい日々。あと個人的に噴水脇の看板かな?に書いてあったこの街についての伝承みたいなの、ニヤさんなるほど。って感じでした。 美しい情景の中で、徐々に現れる忘れ去られた真実。ここで増えた業凄まじかったですよ。ええ。業積みポイント一杯くださってありがとうございましたっていう。 あと個人的に最後の中央セルへ行くための手段がすっごいきれいで好きです。
溜生沈層アクアプラネタ。めっちゃ綺麗でした。大好きです。自分にもっと画力があったらあの街を描きたいくらい。 というわけで、とろろさん、まちるださん、シキさん、よしかさんとの卓はめちゃめちゃ楽しかったです!!!アルセットは、いいぞ!!
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