はー顔のいいことを自覚してる生徒会長面白かった。PLの頭がゆるゆるだったせいでポンコツな面も数多き生徒会長でしたがそれもちょっと楽しい要素になったのでよし。

いつもの通り自キャラの事からはじめますか。というか今回ホントにシナリオ内容に触れないように注意しなきゃいけないから頑張る。 葉山柳矢という眼鏡男子。なんか途中のロールで顔のいいことになったのでそのまま行きました。
ノイマン/エグザイル。 いやー、うん、キャラ的には訳のわからないことに触れたばっかでテンパってたことにしたいんだけど、PLがポンコツだったせいで頼まれてたことと、やるって言ったこと、3つ位あった内の一つしか達成してなくねお前??大丈夫??って感じで。お前ホントにノイマンかと。 エグザイルは最後の最後に演出に都合よく持ち出したけどそれまでほとんど演出にも何にも盛り込んでなかった。 いや、ほんとは最初、人ならざる体になったことを動揺するとか考えてたんだけど完全に頭からすっ飛んでたよね。 後これも半ばPLのポンコツだったんですけど、電話になるとがばがば。
電話報告のポンコツやばいの。

葉山「あのー、高校でトラブル起きて」
UGNエージェント千草さん「それ俺に報告会すること??」
葉「あ、いや、そのワーディングというか」
千「それを早く言えよ!!」

クライマックス後も事後処理のために電話すると、
葉「あのーうちのがぶちギレ寸前なんで早く来て下さい」
千「お前いつも微妙に個人的事情を入れてくるのやめない??」

この千草さんのツッコミほんと大好き。千草さん、割とかっちりした格好で出てきたわりにはちょっとガラ悪いけど話しやすいお兄さんって感じだった。話しやすいのはうちの子が寝虎さんのキャラの不良君こと小鳥遊竜男君で慣れてたせいかもしれないけども。

まあそんなこんなで微妙にポンコツな生徒会長、女装男装喫茶でいいともこれこそ文化祭だ!さあ皆もやろうって権力を楽しくぶん回しながらクラスの男子ににこにこするムーヴ超楽しかった。その背景にはシキさんちの穂村ミラノちゃんがあの手この手で竜男君を女装させることに成功したとかもあった。 ミラノちゃんが色々をぶつけた結果フリル山盛りになったメイド服をしかめ面で着る竜男君と、彼を連れて宣伝シフトに「いいだろう!さあ宣伝しがてらこの格好で四人遊ぶぞ」ってすげえ笑顔なこいつ。明らかに自分の羞恥心よりも竜男君が抵抗できずに女装させられてることを楽しむこの男である。 まあでも実害出るとこでは竜男君守りたがりなんですよこの男ホントは。昔から幼馴染四人な中で一人前へ出る感じだった竜男君が、今回も一人で行って事件のかたを付けようとするから「お前一人で行かせられるか」「足手まといだ」「……勝手にしろ」とかいう会話も楽しかったし、 でもその後でまあ結局後方支援は俺たちだよなってミラノちゃんと顔見合わせたり(尚、柳矢はガチ支援だったがミラノちゃんはとても後方支援とかじゃないレベルのダメージ叩き出してた)、そんでその後竜男君一人で始めたミドル戦闘に乱入してから改めて協力させろーって言ったり。幼馴染っていいね!

いや、あのですね、ホントにあの、勝手にしろって言う前、竜男君の「また死にてぇのか!」って言われた時に、「だが生き返ったから俺たちはここにいる」って返したの。これ、正しいんだけど。ホントなんだけど。 でも、それでも。この返しは柳矢にとってただの屁理屈で、感情レベルで負けたって感じてたんですよね。 やっぱりホントに生き死にのレベルに近い水準の所に身を措いたことがあるのは竜男だけで、殴られる痛みに覚悟を持って相対できるのも竜男だけで、自分達が足手まといだって謂われてついていこうと してるのは、ただ自分たちに覚悟が足りてないからそう言えてるだけなのではないかって、そう一瞬でも思ってしまったことが柳矢は悔しくて、でも負けたって思ってしまったから勝手にしろとしか言えなかった。 実際”あの時”、蘭花とミラノを連れて自分を置いて逃げろと言ったのは竜男で。それに対して実際自分は見捨てて二人を連れて、逃げるという選択を取った。それでも二人を守り切れず、自分も死んで、その結果の今で。 その時、自分は同じ立場だったとして同じように言えるのだろうか、とか。多分シーン外で考えてる。 同じ立場なんてこの二人に関しては最もあり得ないんだが。な。
ミドル戦闘に参加して、戦えるのは分かったからもろもろ納得して、自分は自分にできる戦い方をする、って改めてこいつも割り切って。竜男が前に立つのは仕方ないがって思えるようになってから、改めて協力させろって言ったから。お互い変な意地が消えたからこそ竜男君も手を貸してくれって言ってくれたのかな、なんて。思うのです。 この男子コンビはホモでは絶対ないけどずっと隣あるいは背中を守るようにいるんだろうなって思ってにやにやする。
なんか柳矢の話のつもりがナチュラルに竜男君の話もした感じになっちゃった。 でもそれ位、こいつらずっと一緒にいるんだろう、社会での生き方もわたり方も何もかも表と裏で、それをお互い補完し合うように生きていくんだろうって、そう思ってる。 違う形だけど根が同系色の二人。みたいな。

というわけで、ミラノちゃんですね。 ミラノちゃんさあああ好きです。起きた時に髪の毛くしゃっとしてるよとか。その辺。ホント。毎度シキさん細かいロールがいい味出してくるの強い。私物語を脳内映像化で摂取する人間なのでとてもそういうのが大好きなんです。自分ができるわけではない。
ミラノちゃんと柳矢は、シキさんも言ってた通り、「似てる立場の二人」なんですよね。竜男君を勉強面で引っ張り上げて、恐らく今回のシナリオ中には出てこなかったけど蘭花ちゃんにも、宿題とかもしも困ってたら助けるのはこの二人だし、何かあれば全力を以てまず社会的にどうにかする方法を探すのがこの二人。こっちはこっちで恋とかではなく、やっぱり後の二人、特に竜男をどうどうしては、しょうがない奴だなってふって笑うのが日常で、これはこれでずっとこのまま続きそうで。 この二人はあれだ、基本的に交わす言葉が少ないんだけど大体やりたい事が一致してる不思議な二人だった。 きっと普段も何も言わずに目配せ一つしてから各々行動して、同一の結果を協力して生み出して、「あいつがああするのは読めてた」とか言う二人でしょこれ。 でも根っこの気質は割と違ってそうな気もする二人なのですよ。 こいつが暴力的な傾向のシンドロームにならなかったのもあると思うんですけど、力に対して、自分の力量を確かめるミラノちゃんと、自分の能力とか知ったことかとりあえず他の連中の様子見ておかなきゃするこいつと。 それでも幼馴染が大事だから、そこを起点に動くことで二人おおよそ同じ位置に立っていた。それは結果であり、結果でしかないみたいな。 幼馴染でなかったらお互いスルーしてたような二人かもしれない、なんてね。 だから、さっきの言い方で言うなら形は同じだし見える色も似てるけどそこに至るために混ぜた色があべこべ、かもしれないみたいな。そんな二人だと思う。

幼馴染四人目。蘭花ちゃんという名のNPC。恐らく幼馴染四人の中で他の誰も彼女のチワワの気配を無視することはできない。最弱ゆえに最強ってやつだろうな! チワワの気配めちゃ可愛くないです?いや可愛いんですよ。しょぼーん……ってホントにあの(´・ω・`)って顔文字みたいな気配なの。

あれに不良が勝てるか?大事だから勝てないよね!
あれに幼馴染の頭いいけどからかい上手の女の子が勝てるか?からかい上手だろうと勝てないさ。
あれに生徒会長が勝てるか?そもそもそういう気弱なあの子を含めた四人を守るために会長なってんのに勝てるわけがねえ!

本人強いの自覚してたらオタサーの姫状態ですけどこれが無自覚ですからね。嫌味でもないし、本気で守りたいなってみんなが多分思っていた。そういうヒロインできる力強いなーーー!!!って気持ち。可愛い女の子だった。 蘭花ちゃんはね、多分普段は困ったら頼るムーヴが多少ある子なのではないかと何となく思っている。さっきも言ったけど、そういう時に多分真っ先に対処するのが柳矢で、柳矢のやり方でうまく解決できなさそうな時にミラノちゃんが出てきて。 そこで協議して暴力での解決もありってなったら速やかに竜男君が投入される。まあ多分蘭花ちゃんにかぎらず恐らく四人の誰に何が起きてもこの流れで解決していくんだろうけど、その中でも三人が自己申告で解決に動ける分、三人が誰よりも気にかけているんだと思うし、 そうやって気にかけてもらえることに決して甘んじないのが彼女が三人の間で守ってもらいつつ、時にヒートアップしかけたやつらを収める役であり続けられた理由なんだろうなあなんて。 柳矢とはまるで形も色も違うけど、三人と符号する形と、三人のどの色も均質に溶け合わせていける色。

今回蘭花ちゃんが居ないから、柳矢と竜男が言い争いになった時に止める人が居なくて、柳矢は恐らくちょっと間合いがいつもと違うな、なんでだって一瞬考えたんじゃあないかなって気がする。次の日の学校とか、ちょっと、ほんのちょっぴりだけ、接し方を迷って目線が泳いでからいつも通りに接したり。 勿論、結局は普段通りに接するんだけど。そういう感じの気まずさがどっかにあったんでないかとか、うん、ロールできたらよかったのかもしれないけどあの時そこまで頭回らんかった。 でも、もっとやれたかもとは思うものの超楽しい卓だったことには変わらないので、改めてGMひだねちゃんに感謝を。
既に寝虎さんも言ってましたが、すっきり、話としてまとまってて、話の流れも分かりやすく。凄く話として入っていきやすかったので、流石だなあと感服するばかりです。 寝虎さん、シキさんもありがとうございます。皆でげらげら笑って笑いながらもがっつりシリアスして。とっても楽しい卓でした。

番外編(茶番) 何か事故というか、ノリと勢いで生み出されてめっちゃ笑えるけどこれ今の状況では支障があります。ってものは皆こっちの世界線にすっ飛ばされてた。ひどい(褒め言葉) これのおかげでゲラッゲラ笑いすぎて、前半くらいですでに喉枯れてた。
https://twitter.com/orikadoyuki/status/937354948106338305

カテゴリー: DX3rd卓感想

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