参加メンバー:
GM鵜さん
PC1 まいさん
PC2 自分
PC3 よ鹿さん
PC4 notteさん
という面子でなるねこさんはうすでやらせて頂きましたー。なるねこさんあともう一回行ったら道覚えられる気がする……!!

まず例によって例の如く、自分の子の話をさせて頂きましょうかね。 満尾道元、67歳ジジイ。まあクレイドルのメカニカルマッドサイエンティストといえばこのジジイみたいな存在だったらいいな、みたいな。レギオンの技術部の人間ですね。 このPCのハンドアウトで、以前鵜さんとご一緒したコドレの、鵜さんのPCだった白波瀬マコちゃんとコネクションがあるって話で。私あの時のキャンペーン、ティアーズブレイカー滅茶苦茶好きだったので、とりあえず第一希望に上げたらそれを知ったnotteさんが譲ってくださったという経緯で生まれました。
最初はこのマコちゃんとライバルだけど友達だとは絶対認めない、みたいな女の子にしようと思ったんですけど。新サプリを買って、新しいレイヤークラス、アーキテクトを見た瞬間「これだぁー!マコちゃんと同じ義足系にしよう!いやただの義足じゃ生ぬるい……!」と体を7割機械化してしまった爺さん。 まあ折角7割も機械化するならマッドにしよーぜと、機械バカのジジイに。 人に装着する機械を作る時に安全性をまず自分の体で試す、その内に片目片耳両腕腹の半分、片脚の膝下ともう片脚の太もも半ばから下が機械化してしまっていて、でもそれを全く後悔してない爺さんです。 こんななので、機械の重量を支えるための筋力はそれなりについてるけどやっぱ重いぜ、って訳で腰弱いよ!って老人設定入れたりして、でも本人は全く老いずに頑張りたい派なのでジジイとか爺さんとか呼ばれると怒るという。
「じいさーん」
「ジジイじゃねぇまだ還暦ちょっと過ぎただけだぁ!」
お前もう古希の方が近い癖にいつまで頑張る気なん??って感じですが。古希越えると流石にジジイじゃねぇってキレる歯切れが悪くなるなぁ、みたいな話を卓後にしてました。いつかこのジジイが心臓を機械化する日が来たらきっとそれがアーキテクトのリバースチャージになると思います。
ちなみにリバースチャージって何かって、シナリオ2回、解放力っていうまあFEARゲによくある感じのダイス増やしたりする力を1点回復できる代わりに2回目使ったらそのシナリオの最後にそのPCは死亡しますっていうロマンの塊みたいな技なんですけど。最新サプリに入ってるから皆気になったらコドレやろ。

卓の最初、この爺さん人間に興味ないんだとPLも思ってたんですよ。実際そんな感じの自己紹介もしましたし、そんな台詞を吐きもしました。
でも今ふと気づいたんですけど。自分でもホントに今まで気付いてなかったんですけど。 でも、本当に人間に興味なかったら人に装着する前に自分で試さないなって。勿論装着感とかを自分も体感したいとか、そういう感覚もあるんですけど。 何か重大な不具合が起きても自分の体にも同じもん付けてるからすぐ気付く、がこの爺さんが同じもん付け続けてる理由だって今気付いて。それが不具合が起こるようなちゃちなもんは作ってないとかいうプライドよりも前に来てるので、なんだ爺さん人間好きだな?って。
ただ卓後に言ってた通り、この爺さん機械の事はすぐ覚えられるのに人間は覚えられない。だから自分は人間は好きじゃないと思ってる。人間について、自分が覚えられた僅かな人間のことしか分からないし、なんなら覚えてる人間についてだって全然理解してないと思ってる。 だから優太君に言うだけ言って忘れる。「彼」のしてくれた話を、そして彼のことを書いて残せってのは、それが爺さんにとって唯一後から機械の関わらない人間を思い出す手段だからかなーみたいな後付け。 まあこの辺大体爺さん自身はあんま無自覚かなって、今感覚を辿ったら若い頃はちょっと人を覚えられないことに静かに悩んでたっぽい気配がありました。不機嫌にだんまりしながら考えてたことあるらしいです。今吹っ切ってアレらしい。悩んでる時点でお前人間普通に好きだよジジイ。

すごく 長々と語ってしまった
他の皆様の話へ!!参ります!!

PC1、まいさんの神楽洸一君! かっこいいんですよーーかっこよかったんですよーーー。ハンドアウトでもレンジャーのレッドって言われてた通り、落ち着いた正統派のかっこいいお兄さん。 ただ熱いだけでなく苦味も抱えて前へ進む。教え諭す時にこれは壊す力でもあると言いつつそれが守る力になっているのは、こうして優太たちが無事で帰って来てくれるから、ってあのEDの台詞、ホント、かっこいいし、直前のnotteさんのキャラとの台詞対比がマジで熱かった。ホントに熱かった。 それでいながらじーさんじーさんとヤジも飛ばしてくれるので定期的にジジイじゃねぇコンボもできるし、趣味歴史で被ったのとPC間コネクションで友人ということで歴史の話をする仲間という楽しい繋がりでもあり。 実際セッション中真面目に会話してたわけじゃない(あれ殆どじーさんジジイじゃねえコンボばっかではなかっただろうか)のに、普段任務とかで無いときにひょいっと顔出して歴史の話を気軽にしに来る洸一君の姿が自然と思い浮かんで、普段この二人普通に仲良いんだろーなーって思える素敵な関係でした。 あと何度でも言いたい、よ鹿さんのPCの小さいリーダーがnotteさんキャラに肩車されようとしたのをノータイムで首根っこ引っ付かんでぷらーんしたのめちゃくちゃ笑った超楽しかった。あまりにノータイムだったから洸一君もほぼ反射何だろうしそのままドヤッてたリーダーも可愛かった。 ねえ洸一君モテてないの??いやモテるよね??彼女とかいないの??ねぇ??みたいな唐突なお節介おばさんな感想を漏らしつつ次の方へ。

PC3ことよ鹿さんのホルンちゃん。 いや今回思ったんですけどよ鹿さんめっちゃ適応力高いですね。普通にびびりました。
いきなりPCじゃなくてPLの話して別ツリーでやれよって感じかもなんですが。私は初めてのシステム触れる時はよっぽどシンプルか、既知のシステムに似てないと、上手く扱えるまでにかなり時間かかるんですよ。実質初めてインセインやったときはその時やれることを毎ターン介助してもらいながらやったし、 初めてコドレ触ったときも事前にルルブ買って、何度か読み返して、それでも当日判定方法とかちょっと焦りながらやってたんですよ。それを、サンプルキャラの微改造とはいえ割とさらっと基本ルルブ読んだだけでほぼ狼狽えることなく今日動いてたよ鹿さんすげぇってなってました。
するする動いてらしたのはnotteさんもそうだったんですけども。notteさんは割と鵜さんががっつりキャラ作教えてた感があったのに対して、私よ鹿さんが今日コドレ初だって聞いて、キャラ作割と手伝うつもりだったんですが、ほぼ手伝う余地なかったんで伊達にデータ整理強いって自分で言ってないなって。 まあ、よ鹿さんすごいですねっていう。

それはそれとしてホルンちゃんですよ。 幼女って聞いて、最初ガチで年齢ごと幼女だと勝手に思ってたら年齢は22。なんと前述の洸一君よりも年上だというのに、135cm、ちびとか子供とか言われるとキレる言動が相まって子供扱いされる。余計キレる。永久機関?()
ただ、うちのジジイも洸一君もガキだのチビだのちっちゃいだのと言いたい放題だったんです(言っておけば速攻で「チビって言うなー!」って返ってくる、ということですごい会話のテンポが良くなって楽しかった)が、実際のとこ67歳のジジイよりも状況もパーティーメンバーも全体を冷静に見られてるし、 目元を隠すもの吹っ飛ばされたnotteさんのキャラにすっと目元を隠せるものを渡したりしてて、こう、目線を高くしてドヤッてたりチビって言うなーって無限地獄耳発揮してジタバタしてるのも嘘ではないだろうけどもホントはとても大人な女の子だったりするのかな、という。 かなって疑問系付けちゃうのは、これnotteさんの感想見て気づいたからですね!!ジジイが「俺よりできた部分があるのは認めるがそれはそれとしてガキはガキだ」とかなんとか言いよる……。ジジイお前機械齧られたの根に持ってるだけでないの。 機械齧られたことになったのは私のダイスが原因だから恨むならPLを恨むのだジジイよ。 この機械齧られた設定と、ホルンちゃんが文無しスタートで始めることになったのを絡ませて、賠償金巻き上げるわちゃわちゃした会話からOP始められたの個人的にお気に入りです。 あとお気に入りと言えば、これも何度でも言うけどハーモニクスの演出としてホルンちゃんのコードフォルダの腕時計をホルンちゃんが寝てる間に勝手に改造してしたので、寝てる間に乙女の持ち物に触ってあまつさえ改造するジジイ許されねぇ。でもかっこよくなったからって気にしないホルンちゃん可愛い。 あと普通に洸一君が子供に好かれる質だからって子供っぽいPCにするっていうの普通にPLスキルたっかいなーっていう感想になりますよな。あと地下でもの漁りしてたときにアンダーグラウンド出身をしっかり生かしてたのもおおってなりました。素敵じゃった。

さーーてPCとしては最後!PC4ことnotteさんによるフィジー・ディルカリクスさん! フィジーさんもまた洸一君とは別のかっこよさのある人だったんですよねぇぇぇ青系の似合うお姉さま。でもレンジャーの青じゃなくて、自分は化け物で、悪役だという自認のある人。 なんというか、それってすごく冷たい悲しさだと思うんですけど、それでも私達他のPC達を涼しく見つめて、別に他の「悪役ではない」ジジイやホルンちゃん、「ヒーロー」な洸一君とも距離を置くわけでも、逆に近づくでもなく。誰に対しても一定の距離から、言葉をかけ、見守り、共に戦う。という僕の偏見。
その彼女がセッション中唯一自分から近付いて、その一定の距離を崩したのが、EDでの優太君への台詞に聞こえたんですよね。悪役であらんとする時が最も人に近付くって、それって、なんて、苦い。普段こういう例えかたしないんですけど、キンと冷えた澄んだ色をした飲み物は甘味を感じにくい、みたいな フィジーさんがドクターって呼んでくれるのすごく嬉しかった。PLが。ドクターことジジイ自身は多分あんまり感想抱いてない。まあ研究者だからそう呼んどんのかぐらいの。美人にドクターなんておしゃれな呼び方されてるのになんて感想の薄いやつ!!(PLの謎のキレ)
あと……勝手にサングラス改造してほんっとすみませんでしたぁーー!!PCに代わってPLがフィジーさんに土下座します。乙女の持ち物に対して全く遠慮なく勝手に改造始めるのホントやめろよジジイ!!()
フィジーさんのクールとドクターのクールがどうあっても噛み合わねぇ……ってなったあの瞬間は笑いました。洸一君がどんどん酷くなるぞって口添えしてくれなかったら、更にクール!って安易に目元に掛けたら首を起こしてるのにものすごい筋力値を要求されるようなものになってた可能性がある。バカか。
PLとしても普通にTLの知り合いとしてもnotteさんとはほぼほぼ初対面状態だったので上手く自分はお話できるかな……!ってちょっとドキドキしてたんですが無遠慮機械バカPCに引きずられてめちゃくちゃ自由にサングラス改造してしまった。ジジイ自由人すぎかよ!! まあ結果的にジジイのお陰で楽しくパーティー内駆け回れたのでいいんですけどーー!!絶対年重ねて頑固になるごとに香住さんとかが扱いに困り始める男ですよジジイは。

今気づいたんですけど、考え事してないときならホルンちゃんとフィジーさんに今後会ったら「ティラノ腕時計」と「サングラス嬢」って覚えてますわ多分。だって改造したから。 そう考えるとすぐ改造したがるのもジジイのコミュニケーション手段の一つなのか……??機械バカでしかない……

フィジーさんすごく、こう、言葉選びが素敵だったんですよねぇ……EDとか……クライマックス戦闘とか……いやフィジーさんというかnotteさんですよねうん。というか、まずさよならを言う物語って聞いてすぐに悪役のコードで行こう、ってなるのめちゃくちゃセンスの塊だと思ったのでもうもう。 ああいうクールな美人をドタバタしてる周りに引きずられず、かといって関わらないわけでもなく貫けるの本当にすごいと思います。私だったらクールって言っててもどっか絶対にツッコミがクールじゃなくなってポンコツクールになってた気がする。

最後のメンバー、GMの鵜さん。 これホントに前々から言ってたし当日も実際本人にお伝えもしたんですが、鵜さんのお声がわたし本当にとっても好きで。鵜さんがGMしてくださるだけで鵜さんのお声沢山聴けるのそれだけで耳福でした。
今回の卓、なんだかパワーワードが多い卓だったのですが、その内の一つが触れずにはおられない、「あれが合体するの(するんですか)?」×2。文脈的にはお父さんの影響で特撮好きに育った息子君に、装甲車が合体するのかと聞かれた直後のお父さんとの会話で同じ事聞かれるっていう。 血は争えない……なんてことを言いつつ、その会話はその場で咄嗟に出て来たものだったのがすごい。参加者全員の爆笑と共に鵜さんのお力をひしひしと感じたのでした。
なんでっ……そんな面白い会話がぽんっと出てくるの……!
凄すぎる……!!
あと、こう、NPC少年こと優太君の在り方がとても12歳らしく少年らしくて。ちょっと背伸びしたがる辺りとかが12歳だなって感じがするし、でもヒーローだってぱっと顔を輝かせてしまう辺りがやっぱり12歳だなって思うし。 男の約束、を胸を張って言う辺りが少年だし、それでもぽろっと漏らしてしまう寂しさを必死で隠そうとする辺りがやっぱり少年だし。とても、とてもとても素敵な12歳の、少年で。凛々しくも脆い、でもやっぱりしっかりと起きたことを受け止めて前を向ける愛おしい少年でした。

そしてもう一人とても魅力的だったNPC、冷泉さん。結果としてみれば彼女の頑張りは、焼け石に水とも言うべきものだったのだけれど。あれほどだるそうにしていてもシェルターのみんなのために寝ずに一生懸命にシステムを保全していた彼女はきっと、技術者という意味だけでなく爺さんの同類なのかな、と

「彼」の台詞回しについても本当にとても素敵だったので少し触れたいところですが、シナリオのネタバレをするのは控えます。ただ一言だけ、私が本当に好きで、あの声音まで含めて今も耳の奥に響くような心地がする台詞だけ。 「さよなら××、――さよなら人類!」

今回のシナリオ、システム初心者さんもいる中で進んだのに全然滞った感触を感じなかったのは偏に鵜さんの手腕、すっと理解してもらいやすい説明をする力の高さなのかなと思います。すごい。ハンドアウトの時点から「こんな役割をしてもらいたいんだー」というざっくりした説明を書いてあったのも含め。 途中の会話で「これ以降は、情報収集判定で集めてくれ!」ってしてくれたのもしっかり線引きできるのすごいなって思いますし、その情報収集判定の難易度がまた絶妙で。個人的にPC1のみ判定できる項目在るの面白いなって思ってました。

ラスト戦闘がかなりぎりぎりになったのについては少しお詫びしたく。私がミドル戦闘までハーモニクスの能力を勘違いしてたので、戦闘の上方修正をしていただいていたその内容が、少し多めになっていた可能性あるな、と。 PLには予測計算し直したりする余裕があってもGMは基本出ずっぱり、何を私が間違えていたかの再確認、再計算の余裕なかったと思うので、自己申告間違えてて本当に申し訳なかったのでした。 ぎりっぎり勝てたので結果オーライでしたけれども!!すみませんでした!!
あと割とこまめに休憩を入れてくれたのも有難かったり。キャラロール好きなんですがあんまりずっと続いてるとちょっと疲れちゃう方なので、一度自分の声、言葉で話せる時間が持てるの嬉しかったです。

この辺りで締めさせていただこうかと思います。

コードレイヤード「滅びゆく星の王子様」。
本当にとても素敵なシナリオに、素敵なPLさん達と座ることができて昨日はすごく幸せな日でしたっ。 皆さま、また是非ご一緒させて頂ければ幸いです。


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